
過去ログ(2008.04.30〜2009.02.13)百件
2008年09月14日 猛毒アフラトキシンに冒された米 FAQ
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【問】中国から輸入されたお米が猛毒のカビに冒されていて、それが食用に混入していたんですって。
なんて恐ろしい。 みんな肝臓ガンを発症してしまうのね。
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【答】これは農水省と三笠フーズのモラルの問題。
実際に出回ってしまったアフラトキシン汚染米の毒性については、ほぼ無問題のレベル。
http://www5.plala.or.jp/nijiya231-9288/HATAKE/hatake_05/hatake_0525_kabidoku.htmより
>突然変異物質(発ガン物質)の判定法に広く使われているエームズテストは、ラットの肝臓をすりつ
ぶして作った上澄み液と化学物質を混ぜ合わせ、サルモネラ菌に作用させて、突然変異の発生を調
べます。
>ラットの肝臓ではなくヒトの肝臓を使うとアフラトキシンでは結果がちがいます。
>ラットでは77000、ヒトでは513とヒトの方が明らかに鈍い、強いのです。
単純に倍数で比較してヒトの発ガン率はラットの0.67%。
つまり、ラットの生体実験における発ガン率の高さ(※)は、ヒトに当て嵌まらない。
※ http://www.tokyo-eiken.go.jp/issue/health/08/08.pdf(pdfチュウイ)の「わずか15μg/kg(μg:百万分の1g)のアフラトキ
シンB1を含んだ飼料で飼育されたラットは、全て肝臓ガンになりました。」が出典であるが、発症までに68週を要している点に
注意する必要がある。
また、http://www5.plala.or.jp/nijiya231-9288/HATAKE/hatake_05/hatake_0525_kabidoku.htmの
>B型肝炎ウイルスに感染していると、アフラトキシン摂取で発ガンが30倍は高まるとされています。
とhttp://www.maff.go.jp/syohi_anzen/profiles/aflatoxin.pdf(pdfチュウイ)の
>JECFA の評価によるとB 型肝炎保持者の場合は、肝臓ガンのリスクがあり(1日に1ng/kg・体重の
アフラトキシンB1 を摂取すると、10万人のうち0.3人が肝臓ガンを発生)。
を併せて読むと
非B型肝炎保持者における発ガンリスクは、10万人の内0.01人。 つまり1000万人にひとり。
今回の流出事件に関してのみ言えば、摂取量から考えてほぼ無毒といえるでしょう。
このレベルを毒だ毒だとわめきたてて周囲を不安に陥れるのは愚行です。
...こう書くと「じゃあ、圭坊は、農水省も三笠フーズも無罪と言うんだな」とお怒りになる方も折られ
るでしょうが、無罪な道理がありません。
問題の本質は、有毒な物質(使用禁止農薬とカビ毒)を含有する事故米を健康に影響のないレベル
で流通させたことではなく、食用として販売できない事故米を食用に流通させたことによって、食用米の
流通価格を薄めたことにあるんです。
つまり、 [ 事故米の流通量分だけ普通の値段の食用米が売れなかった ] = [ 売れなかった食用米
の値崩れ ] という構図で、国内で流通している食用米の価格コントロールに大きなダメージを食らわせ
てしまったのです。
そもそも日本が食料の自給率が極めて低いにも関わらず飽食でいられるのは、発展途上国からそ
の国の民が食べるハズの食料を金にモノを言わせて買い付けているからに他なりません。
中国が豊かになって、中国の人口13億以上が今の日本並みの飽食を望んだ場合、競争によって買
い付け価格が高騰するのは火を見るよりも明らかです。 将来において、日本が斜陽国化しているなら
ば、他国との食料調達合戦に競り勝つことはできないでしょう。
そうなれば我々や我々の子供たちは飢えるしかありません。
日本国内の農産業が確立するためにも、米価相場の崩壊にも繋がりかねない今回のような失態は
厳に戒められなければならないのです。
さて。
盛者必衰の理からいっても、そう遠くない未来に、今回の事故米のような米や雑穀を普通の米に混
ぜて嵩増ししないと一般大衆の腹を満たせなくなる日が来るでしょう。
今回の事件で、毒だ毒だと騒いでいる連中は、その時になったらどうするのでしょうか?
毒米混入なら食わないと初志貫徹して飢え死にするのでしょうか?
現在の日本は、事故米を食べなくても済む環境にあります。
それは喜ぶべきであって、アタリマエではありません。
事故米は、やがて避けられない食用の選択肢になるのだと理解した上で、今回の流通騒ぎを捉える
べきだと私は考えます。
ちなみに余談ですが。
発ガン性に(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガクガクガクガクするなら、飯なんか恐ろしく
て食えません。
http://sekken-life.com/life/Cancer1.htm
ポテトチップスなんて猛毒です。
http://matsui.naturum.ne.jp/e462461.html
□■追記□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
って、ヒトが科学的な毒の話をしているというのに。
農水省は、姑息な改竄をヤメレ。
移譲記章 15日の記事 より
■「もうかる」と教唆された=三笠フーズ社長が釈明−汚染米「安全と考え販売」
コメよりthx
> カビ毒に関する食品調査で「中止」と記されていたHPの報告が、2chで話題に上った直後に「調査
中」と書き換えられました。
>しかも更新日の日付は「中止」の報告時点のままであり、調査を中止していた事実を隠すための隠
蔽工作と思われます。
※9月11日
■ウェブ魚拓 - (cache) 食品安全委員会:平成19年度における食品安全確保
総合調査実施状況
http://s03.megalodon.jp/2008-0911-1825-06/www.fsc.go.jp/senmon/anzenchousa/
anzenchousa19keikaku.html
>> [12] [食品中に含まれるカビ毒(オクラトキシン、アフラトキシン、ゼアラレノン)の汚染実態調査]
【中 止】
>> 更新日:平成20年5月14日
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
※9月12日
■食品安全委員会:平成19年度における食品安全確保総合調査実施状況
http://www.fsc.go.jp/senmon/anzenchousa/anzenchousa19keikaku.html
>> [12] [食品中に含まれるカビ毒(オクラトキシン、アフラトキシン、ゼアラレノン)の汚染実態調査]
【平成20年度に実施中】
>> 更新日:平成20年5月14日
ソースでは「Last-Modified: Fri, 12 Sep 2008 08:08:54 GMT」とあり、2008/09/12 17:08:54 が実際の
更新日。
つまりこのページは11日・12日と2ch内外で騒がれたために急遽書き換えられたのです。
なんかもう色々と早く死ねよ
・・・ほんとうに。
私でさえも「なんかもう色々と早く死ねよ」と思うよ。
ところで。
ノンポリ人にとって不思議だったのが、何故、この事件をミンスが強く追及しなかったのか?という
点。
実 は . . .
783 名前:名無しさん@九周年[] 投稿日:2008/09/11(木) 17:43:24 ID:1TCrUVHY0
【国家的食品テロ】三笠フーズが日本中に流通させた毒米にアフラトキシンB1信じられんレベルの毒
性★14
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/news/1220970664/
■よくある質問■
Q、誰の責任?
A 883 名前: アスリート(京都府)[] 投稿日:2008/09/09(火) 05:22:29.59 ID:5UDXiJXo0
民主党チャンスなのに
この件は取り上げないの?
895 名前: ブサイク(福岡県)[sage] 投稿日:2008/09/09(火) 05:25:56.52 ID:drpFp80O0
>>883
強引に輸入を
決めたのは
羽田内閣
現在の民主党です
http://ja.wikipedia.org/wiki/ミニマム・アクセス
903 名前: ネギ(愛媛県)[sage] 投稿日:2008/09/09(火) 05:27:27.37 ID:OWUGPmWq0
>>883
政策の発端は民主だし
789 名前:名無しさん@九周年[] 投稿日:2008/09/11(木) 17:45:10 ID:+7sCbRYs0
>>752 ワイドショー情報だと今年初めから内部告発してて
数回目の内部告発の時に、たまたま別の担当者が電話を取ったんだって。
それが今回の発覚につながったらしいよ。
・・・ようするに。
ブーメランになってしまうんですね。
コレ、自民党が暴露しちゃってもイイと思うんだが。
消えた年金問題と言い、なんで濡れ衣を黙って着てるかな?
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◆参考URL◆
2008-09-10 事故米のアフラトキシンによる肝癌のリスクを大雑把に計算してみた
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20080910
農家こうめのワイン
2008年09月11日(木) 23時52分10秒
工業米転用事件は、結局どんな被害をもたらしたのか
http://ameblo.jp/vin/entry-10138197701.html
ニュースな待合室
by 情報学ブログ
アフラトキシンの毒性はどのくらいかまとめてみた
http://informatics.cocolog-nifty.com/news/2008/09/post-da6d.html
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