
過去ログ(2008.04.30〜2009.02.13)百件
2009年01月01日 あけましておめでとうございます
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旧年は、世界的にとんでもない動変の年でした。
個人的にも
@ “遂に”二世帯住宅へ引越し
A ガキンチョが小学1年生
B 糖尿病の投薬治療開始
などがあり、なんだか矢のように過ぎた1年間でした。
今年は良い年でありますように。
家族や自分、親戚知人友人が健康に暮らせますように。
かの国がデフォルトしても日本に悪影響がありませんように。
民主党が政権を執って売国政策を次々に実行してしまうことがありませんように。
麻生政権の下、景気が3年くらいで回復しますように。
やがて沖縄侵略に繋がる中国の台湾侵攻が始まりませんように。
・・・なんか例年になく色々願ってしまう年の初めなのでありました。
ちなみに。
毎日読んで愉しませてもらっている2chまとめブログを私も真似てみました。
やってみて初めて判るその大変さ。
1話ゆうに5時間以上掛かります。
皆さんよくもまぁこんな作業を毎日数件もこなしますね。
ちょっとビックリです。

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元日は墓参り。
祖先不幸者でお盆にも墓参りしない私も、さすがに今日ばかりはお役御免が叶いません。
でも今年は良いのです。
昨年11月に親父が買った現行機プリウスのハンドルを握れるのですから。
プリウスの運転は、トヨタのディーラーが持ってきた試乗車で数百メートル走っただけなので、実際に
ちゃんとした距離を走るのはコレが初めて。
興味津々期待ワクワクであります。
というわけで。
早速コクピットへ。
プリウスは近年流行のキーレス・オペレーション・システム搭載なので、基本的にキーを身に着けてい
るだけで、ドアの開錠・施錠,エンジンの始動が出来る。
特にエンジンの始動がボタンスイッチなのは未来志向というか、レーシングカーみたいで素敵。 とは
いえ、野太いエキゾーストノートが響き渡るワケではありませんが。
エンジンスイッチを押すとエンジンが掛かりますが、これは外気温が低くてヒーターを効かせるために
熱源を必要としているからのようです。
室温がある程度上がれば、自動的にエンジンは停止します。
セレクタをDへ切り替えて(前進はDモードのみ、ギアの手動選択はできない)、アクセルをそろりと踏
み込むと、エンジンが停止したまま車体はモーターの力のみでスルリと動き出します。
純正カーナビを燃費表示にしていると、この発進時の燃費はバーグラフ上限に張り付いています。
そして、ある程度速度が上がって尚も加速し続けると、唐突にエンジンが始動して、電動モーターから
内燃機関にバトンタッチ。
この切り替わりは極めて精巧に制御されており、ギクシャクすることはありません。 エンジンの始動
も注意していなければ気付かないくらい静かですが、燃費表示を見ると驚く。 なんと!ガソリンエンジ
ンでの加速時は、(極めて緩やかな加速にも関わらず)瞬間燃費が6〜8km/L程度まで落ちてしまう。
糞重いバッテリーを搭載しているのでアタリマエの現象とはいえ、些か幻滅したというのが正直なとこ
ろです。
そのままじわ〜っと加速し続けると、空気抵抗が一定以上大きくなるとモーターアシストが入るらしく、
燃費表示のバーグラフが急に長くなる(といっても15km/Lくらい)。
高速道路を巡航している分には、燃費は80km/h巡航よりも100km/h巡航のほうが良いようです。
クルマが重い(つーても空重量で1250kgなんですけど)から当然なのですが、極めて緩やかでも登坂
で燃費は超悪化(8km/Lくらい)し、緩やかでも下り坂で超良化(30km/Lくらい行く)します。
ブレーキは予想以上に癖がありました。
低い速度からの制動だけだと余り違和感はないのですが、80km/h程度から前方遠くの赤信号に合
わせて、フットブレーキで緩やかに制動すると、「Bペダル踏力一定制動」だと減速Gが安定しません。
踏み始めの減速Gが途中から弱まって、止まる直前でグググッっと急減速してしまいます。
もちろん、その変化量は僅かであり、オーナードライバーであれば自然に慣れて、無意識に踏力を調
整して一定の減速Gを維持することが容易なレベルです。
がしかし、普通のクルマのブレーキでの「踏力一定で減速G一定」に慣れていると違和感は少なくあり
ません。
機械の信頼性が絶対でない以上、ブレーキのフライバイワイヤ化は危険であり、「運動エネルギーの
熱エネルギー化」という [ 旧来のブレーキシステム ] と「運動エネルギーの電気エネルギー化」という [
再生回帰ブレーキシステム ] の共存が難しいのは判ります。
しかし、現状では、「乗り慣れていないドライバーの運転が下手に感じられる」という嫌な癖のあるクル
マになってしまっているように思います。
ま、実際問題、私は下手なんですが...
燃費に関していえば、伸ばすために独特の(専用の)テクニックがあるように感じました。
・ 発進後の加速は、後続車の迷惑にならない範囲でできるだけ緩やかに加速して、電動モーターの
みでの走行区間を長くする。
・ ガソリンエンジンで加速している時は、スロットルロスを減らしつつ、且つ、燃料冷却しない程度にア
クセルを開けて加速する(あまりにも緩やかに加速するのは、かえって良くない)。
・ 巡航時は、一定速度を維持するよりも、瞬間燃費十数km/L台で緩やかに「巡航速度+5km/h程
度」まで加速 → 瞬間燃費20km/h以上を維持するようにアクセル開度を調整しつつ「巡航速度−5km/
h」まで惰性走行。
・ 制動は、可能な限り再生回帰させるようにし、ブレーキシステムで熱変換させない(長い制動距離で
ダラ〜っと減速する)。
…などのプリウス特有の省燃費運転をすれば、燃費はかなり伸びるでしょう。
ただ、そのような運転は気疲れするでしょうし、逆に普通のクルマのように漫然とした省燃費運転では
意外に伸びません(今回の墓参りでも22km/hちょいが関の山だった。 かなり右足に気を遣ったつもり
だったんだけど)。
年間走行距離が軽く2万キロを越えるからとわざわざ大枚叩いてプリウスを買った親父には悪いんだ
けど、これは [ 小排気量エンジンの軽いクルマ+省燃費制御の効いたCVT ] に省燃費タイヤを履か
せて、燃費モニタを睨みながら、省燃費運転する方が懐の負担は少なかったと思います。
普通のドライバーが省燃費を意識しないで運転していると、プリウスの実燃費は街乗りで15〜18km/
Lくらいでしょうか。
実際、親父は「俺の運転で悪い時は15km/Lくらいしか行かない」と怒っていますが、小刻みに加減速
を繰り返す一般ドライバーの右足ならそんなモノだと思います。
車重を考慮すれば十分に凄いのですけど、ハイブリッドという魔法の言葉に期待を寄せていた身にと
って意外な燃費だったようです。
むしろプリウスは、“プリウス”というエコブランドにこそレゾンデートルが在るのであって、実際の燃費
に一喜一憂すべきではないのかも知れません。
それはそれでバカバカしい話だと思うのですけど、実際この車両プライスでこの車格・装備で、この燃
費ならそうとでも考えないと納得行きませんね。
ちなみに、バネ上質量が重いので車格の割りに乗り心地は良いですね。 まぁ、ブッシュ類が経たる
までの話だと思いますが。
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〜 後日談 〜
親父がプリウスをディーラーへ点検に出して帰ってきたら...モニタ上の燃費表示が急に良くなった
らしい。
今まで15km/L程度しか表示されなかった早朝の自動車通勤でも20km/L超えだとか。
なんじゃそら。
今までは表示が間違っていたのか? それともハイブリッドの制御がおかしかったのか?
そうすると、私が右足に気合を入れて運転したらどれ位まで伸びるんだろう...
ちょっち、次の機会が愉しみですな。
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