過去ログ(2006.12.13〜2007.11.02)百件

2007年07月17−20日 南京事件FAQを斬る 16〜オワリ
 16. 戦争とはそんなもの?他国もやった?
 ●16-a. 戦争だからといって虐殺を看過するべきではない
 > 「虐殺」が「多かれ少なかれ」あったとしても、近代戦における、数万、もしくは十数万規模の「虐殺」 は、十分非難を受けるに価する行為である。
 > 他に虐殺事件が存在していても、日本軍の行った「虐殺」が正当化されるわけではない。
 > このような論を唱える方は、「広島・長崎の原爆」も「東京大空襲」も、「戦争」では「多かれ少なか れ」あることだ、と許してしまうのだろうか。
R:
 驚くべきことに、ネトウヨは原爆投下を「歴史上の通過点」として寛容している者が少なくない。
  → 2007年06月30日 久間防衛相 「原爆投下…あれで戦争が終わったと頭で整理し、しょうがないな と思っている」(http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/997336.html)など。



 ●16-b. 通州事件で相殺はされない
 > この通州事件を南京事件と対比させる者がよくいるが、通州事件は日本が作った傀儡政権の兵士 の暴走であり、中国政府とは無関係である。
 > 南京事件は日本の正規軍による大虐殺事件であり、南京事件とは決して相殺すべきものではな い。
 > また、通州事件は当事者である傀儡政権が陳謝と個人賠償をしてけりがついているが、南京事件 の当事者であった日本軍と日本政府は事件について陳謝も個人賠償もしてはいない。
 > その点でも二つの事件の性質は異なっている。
R:
 > 中国政府とは無関係である。
 そりゃそうだよ。
 日中事変の相手方は南京国民政府。 今の台湾政府だ。
 だから、中国共産党に謝る謂れはないよな? そうだよな?

> 日本軍と日本政府は事件について陳謝も個人賠償もしてはいない。
 民間人を30万人(東京裁判時20万人,2007年現在40万人)も殺してませんから謝り様がありません。

 にも拘わらず、3兆円ものODAを毟り採られています。  これからも毟られるでしょう。  ODAはス ルーですかそうですか。



 ●16-c. 他国もやったというのは子供の理屈
 工事中

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 17. 陰謀史観
 ●17-a. 東京裁判以前から南京の暴虐は知られていた
 > すでにここまでの項目で何度も説明してきたように、中国はもちろん、アメリカ、ヨーロッパ、世界各 国で南京の暴虐は報道されていた。
 > 知らないのは情報統制を受けていた当の日本国民だけであった。もちろん外交官など、事件を知り うる立場にいた日本人も多くいた。
 >
 > さすがに最近はここまで無茶なことを言う人間は少なくなり、微妙にひねって「20万、30万虐殺という 大規模な虐殺は東京裁判(または南京軍事裁判)でいきなり出てきた」とするパターンもある。
 > しかしそれは終戦まで事件が包括的に調査されることがなかったという事実を無視している。
 > 南京は1937年12月から終戦までの8年間、日本軍の占領下にあった。
 > 中国側が事件の規模を調査することは不可能であったし、日本軍には調査する意思がなかった。
 >
 > つまり、この大規模な事件の「全体像」を正確に把握できた者は一人もいなかった。
 > バラバラに推定(あるいは確認)された情報があったとしても、それを相互に突き合わせなければ、 全体でどれだけの被害があったかは算定することはできない。
 > 日本軍に占領された状況で、総被害者数が判明するはずがないのである。
 > 逆に占領段階から「20万の死者が出た」といった個人の証言があったとしても、その場合は「どうや って数えたんだ」という疑いをかけるのは間違いないだろう。
 >
 > 全体調査が終わって初めて何十万という数字になったとしても、それ自体を「不審」と扱うことはで きない。
 > そう言えるのは、日本側が占領中に調べた被害者数より圧倒的に多かった、という場合だけだろ う。
R:
 いやいやいや。

  だ か ら 。

 「全体調査」って何だよ。
 未だに20万人(あるいは30万人,40万人)の根拠が出ていないんだが。
 私が寡聞にして知らないだけなのか?
 信用に足るデータとしての全体調査が有るなら、それを日本政府に突き付けろよ。

 それをしないのは何故なんだ?



 ●17-b. 原爆と相殺するため南京事件が捏造されたというのは嘘
 > 南京事件について検事側は日本軍による大量殺戮の共同謀議があると見ていた。
 > しかし、実際には派遣軍さらには、その配下の部隊の戦争による熱狂のあまりの暴走であることが すぐに判明した。
 > そこで検察側は松井大将に対する容疑を指揮下にある軍隊の統制を怠り、虐殺・暴行を放置した ことに切り替えた。
 > そのため虐殺の人数は犯罪の立証に必須のものではなく、単なる後景に退いた。
 > そのため、10数万とか20万以上という数字はそれ以上の詰めをすることなく、審理の過程で言われ た数字が並び立ったのである。
R:
 おいおいおい。
 舌の根も乾かぬ内にコレかい。
 > そのため、10数万とか20万以上という数字はそれ以上の詰めをすることなく、審理の過程で言われ た数字が並び立ったのである。

 って、
 > 全体調査が終わって初めて何十万という数字になった
 んじゃなかったのか?

 「全体調査が行われ、その集計として20万人(あるいは30万人,40万人)の数字が出た」 か?それとも「日本軍の蛮行は知られていたが、侵略軍が略奪,強姦を行うことは(当時は)普 通のことだったので、重罪を科すために10数万とか20万以上という数字をデッチ上げた」のか?
 どっちだ?



 ●17-c. 外国人記者が国民党のエージェントというのは妄想
 > 外国人記者の記事が嘘だった、国民党が嘘の記事を書かせた、という説は単なる妄想に過ぎな い。
 > ベイツだけではなくすべての外国人観察者が、新聞記事と同様の日本兵の暴行を記録しているの である。
 > さらに戦後になってからは中国人も日本兵も同様の証言をしている。
 > 「ベイツのレポート」を参考にして書いたという話が、いかに馬鹿げているかわかるだろう。
R:
 現在のDQNのご先祖様や日本国籍を取得した半島人が皇軍に混ざっていたのだから、南京市およ びその周辺において、日本兵の蛮行があった可能性は少なくない(蛮行の報告は大半が伝聞であった ため、デマの可能性が高いが)。

 だが、それは20万人超の南京大虐殺ではない。

 もしかしたら、20万人超の南京大虐殺の一部なのかも知れない。
 だが、そうだというのであれば、蛮行に拠る数百〜数千の被害をネチネチと論っても意味が無い。
 残る19万数千超の被害者およびその犯行内容について語るべきである。

 それと。
 繰り返しになるが、裏付けの無い証言に証拠能力は無い。
 「犯行者当人の発言だから証拠になる」なんて言い出したら、美幼女ジョン・ベネちゃん殺害事件の自 首容疑者はとっくの昔に死刑だ。



 ●17-d. ティンパリーの素性に怪しい点は何もない
 > 『戦争とは何か』の編集に携わった時点でティンパリーは国民党国際宣伝処の顧問ではない。
 > 顧問であったのは確かだが、就任した時期は1939年(または1938年の7月)である。
 >
 > ティンパリーが中国政府の広報顧問を務め、その後に国連機関のUNRRAや UNESCOの顧問、イ ンドネシア政府の顧問を務めたという経歴は、ずいぶん昔から広く知られていることであり、ティンパリ ー一族のウェブサイトにも堂々と記載されている。
 > 経歴が隠蔽されていたとか、新発見されたとかいうのは、単に知らなかっただけだろう。
 >
 > 東京裁判に出廷しなかったことも不思議に思うようなことではない。
 > 上海にいたティンパリーは事件を目撃してはいない。
 > ただジャーナリストの立場から資料をまとめただけであるので、証人として呼ばれなかっただけの 話だろう。
 > 国連の職員に向かって「姿をくらましていた」とはひどい言い草である
R:
 『戦争とは何か』は、1938年6月にロンドンとニューヨークで発行されている。
 「編集中に顧問で無いから、ティンパリーが書いた『戦争とは何か』は国民党国際宣伝処のプロパガ ンダではない」とは片腹痛い。
 就任した時期が1939年(または1938年の7月)で無関係なワケが無かろう。

 この南京FAQサイトは、他のサヨクサイトに比べると非常に良く勉強しているというか、説得力があ る。
 それが真摯に管理人が歴史資料に向かい合って書いた結果であるなら良いことなのだが、講演が行 われた日時や記事,書籍の発刊日について、意図的に伏せてミスリードを企んでいると思われる箇所 が少なくない。
 
 正直な話、ここの管理人はもう既に、「南京大虐殺は20万人超どころか、数万人さえ怪しい」と気付い ているのではないだろうか?
 そう思えてならない。



 ●17-e. 国民党がティンパリーらに本を書かせたというのは嘘
 > 『戦争とは何か』自体についてだが、これは戦争の忌まわしさを訴えることを目的としてティンパリー が編集した、南京における暴虐事件の記録である。
 > 主要部分は南京にいたベイツとフィッチのレポートであるから、ティンパリーがどう依頼されようが書 けるものではない。
 > ティンパリーはベイツと何度も手紙をやり取りし、編集方針について協議しているが、そこに日本軍 に対する悪意や、事実の歪曲を疑わせるような文言はない。
 > あくまで事実に基づいて日本軍の悪行を告発するというのがティンパリーの方針だったのである。
 >
 > ティンパリーに金を渡して本を書かせたと主張している人物でさえ、事実に反したことを書かせたと は言っていないのである。
 >
 > 仮に本の出版に国民党が関わっていたとしても、その内容に不審な点が何もない以上、陰謀論を 持ち込む余地は皆無である。
 > ティンパリーの『戦争とは何か』が事実に反することを書いているといったことを証明できた人間は いない。
 > ただティンパリーは怪しい、疑わしいと陰湿なイメージ操作をしているだけなのである。
R:
 いやいやいや。
 今も南京記念館に掲げられる大きな看板に書かれた「300,000」の数字は、ティンパリーの『戦争とは 何か』に書かれた虚言が元だろう。

 ネットでググればスグに見つかる。
 http://www5b.biglobe.ne.jp/~nankin/page022.html
 >> 「南京大虐殺否定論13のウソ」P16 藤原論文
 >> 1938年1月17日付けで、広田弘毅外相がワシントンの日本大使館宛に打った電報が、アメリカ 側に解読されていた。
 >> そこで広田は、上海で押収したティンパリーの電報が、南京その他で30万人を下らない中国民間 人殺されたと述べていることを、情報として伝えている。
 >> 外務省は当時から外国の報道を知っていたのだ。

 >> 『戦争とは何か――中国における日本軍の暴虐』(抜粋)
 >>
 >>日本軍の占領前後に何度かこの地域を訪れたことのある外国人目撃者のひかえめな見積もりに よっても、揚子江デルタ地帯における中日両国軍の戦闘の結果、少なくとも30万の一般中国市民が 命を失った。
 >> これらの人々のかなりの部分が残酷に虐殺されたのであった。
 >>
 >>日中戦争史資料・英文関係資料編P61

 南京大虐殺30万人説は、揚子江デルタ地帯における中日両国軍の戦闘の結果であり、少なくとも30 万の一般中国市民が命を失ったとしても、その原因は中国軍の攻撃とも日本軍の攻撃とも判らない。
 おまけにこの30万人という数字そのものさえ、何の根拠も無い。
 これで「日本軍に対する悪意や、事実の歪曲を疑わせるような文言はない」のか?

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 18. 中国に関するデマ
 ●18-a. 被害者数が年々増えているというのはデマ
 > 中国では南京軍事法廷で挙げられた30万以上(34万)説が、中華民国から中華人民共和国になっ ても引き継がれ、現在まで定着している。
 > その間に水増しされたという事実はない。
 > 40万や50万という数字があるとしても、それは中国の公式見解と関係ない場所で出されているはず である。
R:
 > 30万以上(34万)説が、中華民国から中華人民共和国になっても引き継がれ、現在まで定着
 も何も

 極東国際軍事裁判              20万人以上(軍民合わせて30万人)
 侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館  30万人
 呉 天威氏                   34万人(中国人の研究家)
 中国の検察官                 43万人(極東国際軍事裁判当時)

 ですよ。

 で、侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館に掲げられた30万人の看板の元ネタは、 極東国際軍事 裁判の軍民合わせて30万人じゃなくて日本の売国メディアに居た帰化韓国人ですよ。

 → 朝日が作った歴史(http://www.youtube.com/watch?v=EoAmItpLGuE&mode=related&search=



 ●18-b. 中国が合同調査を拒否したというのはデマ
 > 1988年に丹羽春喜、村松剛(筑波大教授)、笠原正明(神戸外大教授)、花井等(筑波大教授)、加 瀬英明(外交評論家)らが中国を表敬訪問した。
 > 彼らが日本政府とはまったく関係ない私的な団体として中国を訪れた点、そして「南京事件否定派」 側のメンバーである点に注意しなくてはならない。
 >
 > この「訪中団」が中日友好協会会長の孫平化らと会談した際、南京事件について討論となった。
 > 「中国の認識は間違っているから日中合同の調査をさせろ」「そんな案を受けいれる余地はない」と いうレベルの、ほとんど喧嘩腰のやり取りがあったようだ。
 >
 > 孫の正確な言い回しは判然としないが、丹羽によれば「中国では盧溝橋や南京にそのための歴史 博物館まで建てて、日本軍の非を示す展示をしているほどであるから、そのような協同調査プロジェク ト案を受けいれる余地はない」、東中野が村松剛の講演テープから聞いたところでは「その必要はな い。三〇万という数字は、もう決まっているんだ」と言ったことになっている。
 > いずれにしても、ここには「政治的」という言葉は登場しない。
 >
 > それがいい加減に伝えられた結果、「30万虐殺は政治的に決まった数字だから変更できない」と言 ったことにされてしまったのである(これはどうやら田中正明が言い出したようだ)。
 > また、あたかも日本政府が公式に合同調査を持ちかけたかのような歪曲までなされている。
 >
 > これでもまだ「合同調査を断ったのは事実だ」「意見の異なる者を排除している」という人はいるか もしれない。
 > しかし、たとえば研究者を自称するアメリカ人が「原爆で○万人が死んだというが、そんなものは虚 構だ。日米で合同調査して真相を確かめるべきだ」と主張したとして、それを受け入れる日本人は一人 もいないだろう。
R:
 > たとえば研究者を自称するアメリカ人が「原爆で○万人が死んだというが、そんなものは虚構だ。 日米で合同調査して真相を確かめるべきだ」と主張したとして、それを受け入れる日本人は一人もいな
 居るんじゃね?
 少なくとも、日本には戸籍も遺品も記録も残っているから、真相を突き止めることは可能だよ。
 もっとも、アメリカ人は原爆投下が正義の一撃(二撃)であったと信じて疑わないから、原爆で死んだ 被害者数がたとえ百万人だと言われても、「あ、そう」で終わりだろうけど。



 ●18-c. 事件範囲を広げた日本の学者が怒られたというのはデマ
 > 幸いにもこのシンポジウムの模様は藤原彰編『南京事件をどう見るか』(青木書店)で読むことがで きる。
 >
 >> 「全体討論」より
 >>
 >> 藤原: もうひとつ問題を提起したい。笠原先生は近郊農村を含めた範囲についての報告だった が、孫先生の「南京大虐殺の規模について」という報告のなかで、範囲はどのようにとっておられるの か伺いたい。
 >>  これがはっきりすると日本側との間で整合性ができると思うので。
 >>
 >> 孫 : 私は南京のまわりの県を含めるという笠原先生の意見に賛同する。
 >>  しかし犠牲者数については問題がある。
 >> 私たちが言っている三〇万というのは周りの六県その他地域を入れていない。
 >> これはあらたな課題として考えていきたい。
 >>
 >> (『南京事件をどう見るか』p145)
 >
 > 孫宅巍氏の回答は読んだとおり「事件の範囲を南京行政区とするのには賛成。 しかし中国のいう 30万虐殺の範囲は南京市」というものである。
 > 事件の範囲については同意しているのだから、「勝手に範囲を広げるな」と怒ったというのは明らか に事実に反する。
R:
 つーことは、孫宅巍氏は南京市(周りの6県を含まないんだから、殆ど南京城内のみ)だけで30万人 虐殺が可能だと考えていたワケだ。
 なんぼなんでも、そら無茶やろ。
 折角、日本の売国奴が進言してくれてるんだから、素直に従っておけばイイのに。

 そういや、最近、売国メディアのアカ日新聞も「30万人は多すぎッスよ〜」って忠言してたっけ(http:// blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1000852.html)。
 ま、忠言に従ってくれず、30万人とか40万人,50万人と妄言撒き散らしてくれるから、南京大虐殺の 信憑性が素人目にも怪しさ大爆発なんで。  ネトウヨとしては、今のままが助かるんです(笑)。

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 ●19 <<割愛>>





 この南京FAQサイトに書かれている内容は、大雑把に端折って
(1)南京陥落後、皇軍の一部の不心得者どもが南京城内で不祥事(蛮行)を起こした
(2)捕虜・便衣兵の不当な処刑
 しかない。
 図らずも我々ネトウヨが「南京大虐殺を [ 通常の戦闘行為 ] + [ 敵兵の処刑 ] であり、被害者総数 1万数千人」と言い続けている説と根っ子の部分が同じだ(笑)。
  [ 1. 人口問題関係 ] で延々と「20万人超を殺害することが不可能ではない」ことを説明していたが、 「『可能か?不可能か?』なら不可能ではなかった」という次元の話でしかなく、何らかの証拠を示した わけでもなければ、証拠が存在する可能性すら示せていない。
 結局のトコロ、南京事件をまともに検証すれば、6桁の被害者数はファンタジーという結論にしかなら ない。
 「いや、20万人超の民間人を虐殺した南京事件はあったんだ」と言い張るなら、証拠を出さなければ 成らない。

 何も 「『虐殺命令書』を出せ」とは言わない。
 <3-b>で示した通り、中国軍兵士との戦闘が無かった時に提出された「弾薬の大量補充」や「燃料の 大量補充」を請求した申請の痕跡で十分だ。
 戦闘が無かった時期に「弾薬の大量補充」や「燃料の大量補充」が請求されていたなら、それは少な くとも「正規の戦闘行為以外に使われた疑いが濃い」。
 申請されて供給した以上は、申請用紙そのものが残らなくても何らかの痕跡が残る。
 アウシュビッツでも収容者を焼却するために搬入された石炭の移送記録が見つかっている(もちろ ん、ガス殺の被害者を焼却する必要量に遠く届かず、返って歴史見直し派の材料にされてしまってい るんですけど)。

 そうした痕跡すら一切示さずに「20万人超の民間人を虐殺した南京事件はあった」と言われても誰も 信用しない。
 中国共産党サマのプロパガンダをオウム返ししているだけにしか聞こえないからだ。

 現状で言えるのは、
(1)日本軍が南京城陥落後に少なくない蛮行を犯した記録がある。 蛮行による民間人への被害報告 も存在する(ただし、信憑性に「?」が付くが)。
(2)捕虜を不当に処刑した記録もある(これも「?」マーク付き)。
(3)東京裁判では、南京城陥落前後に軍民合せて30万人(内民間人20万人)を虐殺した嫌疑を掛けら れ、証拠不十分にも拘わらず有罪判決を受け、松井石根陸軍大将が死刑に処された。
(4)日帝が隠滅したかどうかはともかく、現状において民間人20万人超が虐殺されたことを示す具体 的な証拠はない。  虐殺に必要な物資や証拠隠滅に必要な物資を調達した痕跡すらない。
(5)理論的に考えて南京城内(もちろん安全区を含む)において民間人20万人超を殺害するのは単純 な算数の問題で不可能であり、20万人超の殺害を主張するのであれば、行政区あるいは揚子江デル タ地域に犯行現場を広げなくてはならない(それでも、実際に逃亡可能な民間人を爆撃以外の方法で 20万人超殺すのは、物理的にほぼ不可能だが)。
  しかし、中国側は、今尚「あくまで南京市周辺において民間人20万人超が虐殺された」と主張し続け ている。
   ・
   ・
   ・
 これで「南京大虐殺は絶対に有った」と言われても納得なんか出来ねーって。
 これがまかり通るなら、その辺を歩いているDQNを全員殺人事件の実行犯(容疑者ではなくて)として しょっ引けるぞ。
 
 今更「やっぱり南京大虐殺はありませんでした」とは言えないだろうけど、「南京大虐殺はグレーかも 知れない」くらいは言ってもイイんじゃないのか?

 
 少なくとも私は、20万人超の大虐殺が行われた可能性について、「完全にゼロ」だとは言わないよ。

 事件の実態が杳として知れない大量殺人の噂話があって、
 その辺を歩いているDQNが、その犯人である可能性と同じくらい「限りなくシロに近いグレー」だけど ね(笑)。





〜 ご精読ありがとうございました。

 とりあえず某南京FAQサイトの検証は以上でオワリです。


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