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2008年01月18日 トイレ水槽タンク内止水弁の修理
 アンチWGIPネタも一段落っつーことで、久々の修理ネタ。

 今回は、車椅子用トイレの水槽タンク内の止水弁。
 これの浮上を防止する止め具をヘシ折ってくれちゃうんだな。

 ■正常■
  

 ■故障■
 

 なんでこうなるかっつーと、車椅子を使っている高齢者って、歩行運動でカロリーを消費しないから、 結構デブ率が高いんですよ。
 そして、足腰の力で立てないから、便座から立ち上がる時に“何か”に体重を預けて立ち上がるんで すな。

 で、その“何か”ってのが、「水を流すレバー」なんです。
 「水を流すレバー」には回り止めが付いていて、そう簡単に過回りしないように出来ているんですが、 根元のネジが緩んでいる状態でデブが全体重を乗せると一溜りもないみたいです。



 さて修理ですが。
 割れた部分の材質がエンプラなので、接着剤での補修が効きません。
 金属パテをゴッソリ盛って強度を出すという手段もあるのですが、再びデブの全体重攻撃を食らった ら、また割れてしまうでしょう。

 そ こ で

 電気スタンドの傘状の部品を流用して、この部分を補修することにします。
 使ったのは、異径の塩ビパイプを繋ぐ為の継ぎ手。

 最初に、本体に残ったパーツのカケラを鋸切りで切断。
 次に継ぎ手と本体パイプに穴を開けてタイラップで括ります。

 

 肝心の弁を入れ忘れないようにチュウイ。

 

 このままだと、本体パイプに開けた穴から水がダダ漏れなので、ホットメルトで穴を埋めます。

  

 完成。

 

 後は、コレを元通りにタンク内へ戻すだけ。

 簡単でしょ♪


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