過去ログ(2004.07.23〜2005.11.26)約百件

2005年10月16日 「海の時空館」へ行く
 今日は、山ノ神が友人と逢うとかで、昼前から愛息を放置してお出掛けだ。
 残されたオイラとMYガキンチョで遊ぼうとするものの、最近はサービス残業が多くてすれ違いがちで、 なかなか上手くコミュニケーションできない。
 …それならば。
 というわけで、外出することにした。
 今日は日曜日なので基本的に何処へ行っても混むのは必至。
 でも、出来る限り混雑は避けたいな…ということで、南港(大阪)にある「海の時空館」とかいう旧式帆 船の展示館へ行くことにした。

 入館料大人600円。  ガキンチョ無料。

 一部の市民から「税金を溝に捨てる箱物行政の結晶」と揶揄される代物だけに、一抹の不安を覚え つつ入館したのですが…いやはやなんとも。
 大阪に住んでいる一市民と致しましては、役所に行って金属バットをフルスイングして、税金泥棒を撲 殺したくなるような代物に仕上がっています。

 なんせ、入るなり、いきなりエレベータで地下二階へ。
 地下へ降りて何があるのかと思いきや。
 呆れたことに、只の地下トンネル。

 地上にある入館ゲートから、同じく地上にある展示場へ行くのに、何が悲しくてわざわざ大阪港を潜ら なきゃならんのか。  100メートルと離れてないだろ!  普通に橋で繋げ!橋で。

 いざ入館してみれば。
 外観からは窺い知れないが、中にあるのはダタ一艘の帆船ダケ。
 しかもそれは、大昔に実際に使われていた産業品の移送用船を、現在の技術を借りて再現したとい う。

 大昔の職人が人力だけで組み上げていた代物を、大型の蒸気釜や油圧ジャッキの力を借りて再現 することの何が偉いんだ?  しかも、市民の血税をふんだんに注ぎ込んで作り上げられた「ソレ」は、 僅か1週間ばかりの実験航海を経た後、これまた市民の血税をふんだんに注ぎ込んだ半球状の「ケー ス」に収められて未来永劫保管され続ける…

 あのなぁ。

 大阪の何処にそんな余分な金があんねん。
 さすがに接着剤もボルト&ナットも使っていないとは言え、所詮レプリカやないけ。
 歴史考証の実験で作ったんなら、用事が済んだら解体してリサイクルしろ。
 それをあんな建築構造学の結晶みたいな、大黒柱の無いセミノモコック構造のケースに収めて。
 アレ維持すんのに年間ナンボ掛かるねん?
 内圧が上がらへんようにパネルの一部をパンチングメタルにしてあるから、外気がガンガン内部に入 ってきとる。  空調の効率がメチャメチャ悪くなるから、夏冬の冷暖房費用はトンデモナイ数字のハズ やで!
 来訪者から入館料取ってるとは言え、日曜日にあの閑散振りじゃ黒字なワケないやろ。
 その赤字分埋めてんのは、間違いなくワシらの血税やねんで。
 リサイクルでけへんねんやったら、薪にして燃やしてもうた方がよっぽどか大阪の為になると思わん か?

 ホンマに腹立つ。

 1階に在った「3D立体映像で観る水の都ベニス」と「バーチャルリアリティの海戦」は、内容こそ幼稚 なものの、展示物の帆船よりは数百倍エンターティメントに徹していたおかげで、別途払わされた金相 応に面白く感じられたけどね。  とはいえ、わざわざ入館料払ってまで観る程のモノじゃないから。


トップへ
戻る
前へ
次へ