
過去ログ(2005.12.01〜2006.12.17)百件
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年が明けちゃうと忘れそうなので、故障ネタをもうひとつ。

↑NECのモノクロ・レーザープリンタMulti_Writer_N2800。
名前に『マルチ』と付いているだけにナカナカの曲者(笑)。
刷った枚数が多枚数に至ると、用紙が送れなくなるという故障に至ります。
え?そんなの当たり前だって?
そりゃあ勿論、メーカーが想定した枚数を超えてプリントしたなら壊れるのが当然ですが、ちょっと違う
んですよ、NECのMulti_Writer_2800Nは。
「用紙トレイの上から回転するゴムローラーが押し付けられて用紙が繰り出される」という構造になっ
ているのですが、このゴムローラーの受け側がラダーというかスロープになっているんです。

この小さな黒い部品がスロープに相当し、この小さな黒い部品↑とゴムローラーの間に用紙が挟まれ
て、ドラムへ送られて行きます。
問題は、この小さな黒い部品が、実はゴムで出来ているという点にあります。
ゴムローラーは、用紙に対して強い摩擦力を発揮して用紙を送り出しますが、この小さな部品もゴム
製ですので、ゴムローラー程ではないにせよ、それなりに摩擦抵抗を発揮してしまいます。
この小さな部品が新しい内は、ゴムローラーへ用紙が強く押し当てられることに因り、ゴムローラーが
強い摩擦力を発揮して用紙をドラムへ送り込みます。 しかし、この小さな部品が用紙との摺動に因
って磨り減ってしまうと、ゴムローラーが用紙に押し当てられる力が弱くなってしまいます。
そうなると、ゴムローラーが上手く用紙を送れなくなってしまうんです。
これは、この小さな部品がゴムで出来ているが故に摩擦抵抗が大きいことが影響しています。
弱くしか押し当てられないゴムローラーの摩擦力が、同様に弱くしか押し当てられていないハズの小さ
な黒い部品の摩擦力に負けて用紙を送れなくなってしまうのですね。
おそらくNECの修繕マニュアルにある修理方法は、この小さな黒い部品の交換なのでしょう。
しかし、普通に店頭で売られている消耗部品はともかく、この手の補修用品は、一般に流通していま
せん。 そこで、簡易な処置として、この小さな部品の摩擦力を抑えて、用紙を送り出せるようにして
みました。
↓要するに、滑りゃあイイんですよ。 滑りさえすりゃあ。

↑というわけで、余りモノのステッカーを切り刻んで表面に貼りました。
たったコレだけのことです。
快調に動いています。
一介の似非理系の分際で偉そうなことを言うのも気が引けるのですが、こーゆーのって、メンテナン
ス料金を稼ぐための姑息な罠じゃないんですかね?
正直な話、この小さな黒い部品をゴムではなく、摩擦係数の低い樹脂で作ってさえいれば、少々刷っ
た枚数が多くても、用紙が送れなくなるという不具合は、構造上起こり得なくなるハズなんです。 そ
れなのに、わざわざゴムで作って不具合を誘発するように作ってる・・・一介の似非理系としては、悪意
を感じずには居られません。
嫌だなぁ、そーゆー汚い手口って。
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