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2008年01月15日 【沖縄集団自決に関して興味深いコメント収集】を斬る

 早速、【ネガティブで行こう】に反論が載っていて驚いた...アレ? 違うのか。

 違うみたいですね。
 ココじゃないネトウヨのブログに噛み付いているみたいです。

 この身に降り掛かった火の粉じゃないので、対岸の火事とばかりに看過するつもりでしたが、中身が 余りにも無茶苦茶なので、ちょっと斬っときます。


 2008/01/12 11:04
 沖縄集団自決に関して興味深いコメント収集  
 http://blog.auone.jp/lilydog/?p=0&disp=day_entl_p&y=2008&m=01&d=12

 > 先日あるブログで沖縄戦について触れた記事を読みましたが、
 > そこに興味深いコメントがあったのでブログ主の了解を得て転載、分析してみます。

 :〉(前略)
 :> 「集団自決」や「軍人による民間人の殺害」はありました。
 :> コレは事実。
 :> が。
 :> 「軍の命令」で行ったのかどうか。
 :> コレが問題になるワケですね。「歴史問題」として見る場合。
 :> 血迷った「軍人」個人が行った場合と、「軍の命令」で組織的に行った場合。
 :> コレは明確に区別しないといけません。
 :>
 :> (中略)
 :>
 :> でね、他系blogなんかも見てるんですけどね、やっぱりすり替えになりつつあるんですよ。
 :> 軍による自決命令を主張
 :> ↓
 :>軍の「関与」に主張をすり替え←今この辺
 :> ↓
 :> 広義の強制
 :> ↓
 :> そもそも戦時プロパガンダで洗脳がなんたら…国際法がなんたら…
 :> こんなカンジになるであろうと予測してます。〈

 > (あらかじめ。 「軍命」「軍の命令」「軍による自決命令」の言葉は、
 > 敵が上陸して軍の司令部なり隊長なりが「今から自決せよ」との命令を発したことを差してます。)

 > 好きですねぇ、"広義の強制"といった類が。
 > 慰安婦の時とパターンおんなじ(^^;

 いやいやいや。
 従軍慰安婦問題で軍司令部の関与を決定付ける資料をタダの一片も出せずに、「身売りをせざるを 得ない状況を作り出した日本軍の責任」という“広義の強制”で日本軍の責任を創り出したのは、他で もない貴方たちサヨクですよ。

 従軍慰安婦問題の争点は、あくまで“人狩り”の有無だったハズです。
 つまり、「軍上層部の命令に従って組織的に女性を誘拐して軟禁(もしくは拘禁)し、売春婦として薄 給で酷使した」というのが従軍慰安婦に対する本来の見解。

 ところが、ちゃんと調べたらそんな事実は全くの無根。 実際は、軍はあくまで現地の業者に慰安婦 施設の設置を依頼しただけで、慰安所の衛生や慰安婦の処遇を良くするように指導はしていたが、慰 安所の経営に携わっていなかったことが判明。
 しかも、売春婦になる意思のない女性を無理矢理、あるいは甘言を用いて騙して慰安婦にしたのは、 現地の業者であり、日本軍はそれを止めさせるように指導・通達していたことまで判明。

 こうなると、さすがに慰安婦問題を日本軍の責任にするのは無理。
 そこでサヨクどもが発明したのが“広義の強制”。
 これは、「当時の少なからぬ女性が売春婦にならざるを得ない状況を作り出したのは、日本軍であ る。 したがって日本軍は慰安婦の存在に対する道義的責任がある」という当時の世界状況を全く無 視したトンデモない屁理屈。

 蹴って当然の屁理屈なのに、コレに日本政府が乗ってしまった。

 そうして、今尚全世界の反日サヨクに日本が侮辱され、必要の無い謝罪と賠償を求められているん だ。

 “広義の強制”といった類が好きなのは、他でもないお前らサヨク。
 私たちは、基本的に“狭義の強制”が論破できた時点で〜終了〜にしたいんだ。


 > 自国内の自国民のことなので国際法はおよそ関係ないんですがそれはおいといて

 ま、そうだ。


 > 軍による自決命令を主張→軍の「関与」に主張をすりかえって…
 >
 >以前、教科書申請本の記述を3社分しましたが
 > (よくある反論〜沖縄集団自決「軍の強制」削除についてCD)、
 > 5社6冊分全ての検定ビフォーアフターは一覧表になったこちらが見やすいかと思います。
 >
 > http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-04-01/2007040114_01_0.html
 >
 > これを見て頂くとわかりますが、どの申請本も、
 > 司令部や部隊長の自決命令=軍命によって集団自決がおきたなんて一言も書いてませんが

 だったら、話は単純。
 軍上層部の決議に基づく軍の組織的な行動という“狭義の強制自決”は無かった。 それだけ


> 書いてあったのはいずれも軍の強制により集団自決がおきた旨。

 それが問題だっつーの。
 軍上層部の決議に基づく軍の組織的な行動という“狭義の強制自決”は無かった。 にもかかわらず 「軍の強制」はあった。

 じゃあ、具体的に何があったのか?

 何もなかったんだよ。

 「兵隊さんから『一緒に死のう』と言われた」という証言。
 「兵隊さんから『潔く自決して下さい』と言われた」という証言。
 これらは、その兵隊さんが個人的な独断で民間人相手に発した「お願い」。

 「兵隊さんから『これを使って皆で自決しなさい』と手榴弾を渡された」という証言。
 「兵隊さんから『これを使って自決しなさい』と銃を渡された」という証言。
 これらは、その兵隊さんが個人的な独断で自分の兵装を民間人に渡した「私的流用(横領に近いと 思う)」。

 どれもこれも、確かに、軍人としてあるまじき行為かも知れないが、兵士個人の不祥事であって軍の 関与じゃない。

 具体的に軍そのものは何も関っていない。

 にもかかわらず、「司令部や部 隊長の自決命令」は無いけど「軍の強制はあった」のはオカシイじゃ ないか。

 具体的に何が軍の強制と見做されたんだ?


 > それが検定で軍の強制による旨が削除されてしまった。
 > これでは何が原因で住民が集団自決に追い込まれたのかわからなくなってしまう。
 > だから検定に抗議してるわけで、

 分からなくなるから、「じゃあ、何だったんだ」ってコトでしょ?


 > 問題にしてるのは、最初から"軍の強制の記述削除"なんですね。
 >
 > それが一体どうして、
 > 軍による自決命令の主張をしていたが、今は、軍の関与に主張をすりかえつつある
 > ってことになるんですか
 > 軍による自決命令の主張なんてどの申請本もしてませんてば

 おいおいおい。
 web上で検定に抗議しているのは、申請本の関係者か?
 ちがうだろ、お前らサヨクじゃんか。
 軍による自決命令の主張はどの申請本もしていないのかも知れないが、
 教育によって刷り込まれた鬼畜米英に対する恐怖心から自決に追い込まれた。
 この自決に追い込んだ洗脳こそが「軍による自決の強制」である...ってのが、お前等サヨクの 主張だろ。
 忘れたとは言わさんヨ。

 2007/10/12 00:52 
 Cよくある反論〜沖縄集団自決、「軍の強制」削除について 
 http://blog.auone.jp/lilydog/?p=0&disp=day_entl_p&y=2007&m=10&d=12 
 (魚拓)http://s02.megalodon.jp/2008-0115-0016-10/blog.auone.jp/lilydog/?p=0&disp=day_entl_p&y= 2007&m=10&d=12
 に書いたよな。

 > 住民は、いくつかの選択肢のうち、自由意志で自死を選択したのでは決してない。
 > 日頃の軍からの教育、命令、プロパガンダにより、死を選ぶより他ない状況に
 > 追い込まれていたのだ。
 > これが軍による自死の強制でなくて何であろうか。

 ・・・って。
 これが、「軍による自決命令の主張をしていたが、今は、軍の関与に主張をすりかえつつある」以外 の何者だっての。
 もうボケたのですか? それとも自分に都合の悪い記述は記憶の彼方に忘却ですか? 便利なもん ですねサヨク脳ってのは(笑)。


 > 文科省の調査官は、「軍の強制」を否定する根拠として、沖縄戦専門家、林博史教授の著作
 > 「沖縄戦と民衆」をあげています。
 > ところがその林教授はこれに対して、ご自分のHPで猛抗議してらっしゃるんですね

 また出ました。
 学生にネット上で馬鹿にされる低脳学者。
 たまには林博史と沖縄タイムス以外のソース(資料)を使って下さいよ。


 > (文科省、自爆〜)
 > 一部抜粋します。
 >
 >http://www32.ocn.ne.jp/~modernh/paper83.htm
 >
 :> 教科書執筆者の方から聞いたのですが、文科省の教科書調査官は検定結果を通知する場で、
 :> 「『沖縄戦と民衆』を見ても、軍の命令があったというような記述はない」
 :> と、軍の関与を否定する根拠として私の本を唯一の具体例としてあげたそうです。
 :> 驚くと共に、恣意的に参考資料を使っていることに怒りを覚えました。
 :>
 :> 確かに私の本には
 :> 「赤松隊長から自決せよという形の自決命令は出されていないと考えられる」(同書161頁)
 :> というような一文はあります。
 :> しかし、これは「集団自決」当日に「自決せよ」という軍命令が出ていなかったとみられる
 :> ということを書いただけで、軍による強制がなかったということではありません。
 :>
 :> 同じ本の別頁には
 :> 「いずれも日本軍の強制と誘導が大きな役割を果たしており」
 :> 「日本軍の存在が決定的な役割を果たしているといっていいであろう」(共に173頁)
 :> と書いており、これが「集団自決」に対する私の基本的な考えです。

 いや。
 だからこそ。
 「日本軍の強制と誘導」が具体的にどういう事象を指すのか?
 「日本軍の存在」がどういうメカニズムで決定的な役割を果たしたのか?
 ・・・を明確にしなきゃならんのでしょうが。

 「何の根拠も無いが」、「何の資料も無いが」、「憶測だが」、「日本軍は強制と誘導をしたに違いなく、 日本軍が存在したからこそ集団自決が起こったのだ」・・・って正気ですか?
 鬼畜米英という刷り込みが無くったって、沖縄戦で機関銃弾3000万発,銃弾270万発,手榴弾40万 発,砲弾6万発,ロケット砲弾2万発の砲火の最中に正常な神経で居られるとお思いか?
 急所を外れた被弾によってもがき苦しんで死ぬくらいなら、いっそ一息に楽になりたいと思う心理が 何故理解できない?
 日本軍が居なくても集団自決は起こり得ただろうよ。
 ゲームで恐縮だが、【バイオハザード】のシチュエイションで碌な武器が無かったらどうする?
 生きながらゾンビに喰われるくらいなら自ら死を選ばないか?


 :> そんなことは本全体を普通に読めばわかるのに、たった1、2行を全体の文脈から切り離して
 :> 軍の強制性を否定する材料に使うのですから、ひどい検定としか言いようがありません。

 それを文脈から読んだからといって何がどうだというの? 本質的な部分は何も変わらないよ。


 :>ここではもっと強い口調で抗議してみえます
 :>
 :> http://www32.ocn.ne.jp/~modernh/paper81.htm
 :> (字数の関係上はしょりましたが、是非全文お読みください。
 :> http://www32.ocn.ne.jp/~modernh/paper82.htmも参考になりますので是非)

 まんどくせ。


 > 文科省の調査官は「軍の強制」の意味を「軍命(軍による自決命令)」という
 > 非常に狭い意味に限定し、軍命はなかった→軍の強制はなかったと一部分の否定を以て
 > 全部を否定してきました。
 > だからそれに対して
 > 「軍の関与、強制とは敵上陸後に軍が出した自決命令のみを指すのではない。
 > 軍命があったかどうかは問題ではない」
 > との反論がされたのです。

 お〜い。
 サヨクの中のヒト〜。
 自爆してますよ〜。

 さっきこう書いてますよ。

 > 問題にしてるのは、最初から"軍の強制の記述削除"なんですね。
 > それが一体どうして、
 > 軍による自決命令の主張をしていたが、今は、軍の関与に主張をすりかえつつある
 > ってことになるんですか

 ・・・って。

 > 「軍の関与、強制とは敵上陸後に軍が出した自決命令のみを指すのではない。
 > 軍命があったかどうかは問題ではない」

 んだったら、

 > 軍による自決命令の主張をしていたが、今は、軍の関与に主張をすりかえつつある

 んと違うの?

 それとも、「軍による自決命令はあった」のか?

 あったならそれを示してよ。

 示せないなら、何故「軍による自決命令がなかった」のに、「軍の関与、強制はあった」のか説明して よ。

 示さない&説明しないなら貴方たちの言い分は、「軍による自決命令はなかった」が「軍の関与、強 制はあった」ですよ。

 ちゃんと自覚しなさい。


 > すり替えてるのは文科省の調査官の方じゃないですか。
 >
 > この反論を逆手にとって、
 >(検定に反対する側が)「軍命」からもっと広い意味の軍の関与、広義の強制に
 > 論点をすり替えている
 > と言うのは事実のねじ曲げ、"すり替え"でしょう。
 >
 > こういう歪曲をしちゃいけませんねぇ

 歪曲じゃないでしょ。
 どこからどう見たって、(検定に反対する側が)「軍命」からもっと広い意味の軍の関与、広義の強制に 論点をすり替えているでしょうに。

 「軍命は無かったが、軍の関与、強制はあった」ってんなら、それは、「もっと広い意味の軍の関与、 広義の強制」以外の何者でもあるまい。

 違うと言うなら、「もっと広い意味の軍の関与、広義の強制」以外で、紛うことなき「日本軍が存在した が故の集団自決」の論拠を示してくれ! 言葉遊びはもうウンザリだ。


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