過去ログ(2008.04.30〜2009.02.13)百件

2008年07月12日 事務職員が介護フロアの夜勤
 う〜む。
 こうして、メモ帖に文章を打っているのが、06月12日午前01半。 場所は、私が事務員として勤めてい る高齢者施設サービスステーションである。 事務所ではない。
 どうして僕はココに居るのだろう〜♪

 いや、わかってるんだよ。
 うん。
 宿直なんだ。
 いや、正鵠を期するなら“寝ずの番”というべきだろうか。

 高齢者の介護職というモノが如何に搾取された『平成女工哀史』だというコトがメディアを通じて若い 人たちに浸透してしまったために、今や介護職の成り手が居ない。

 にも拘わらず守銭奴経営者が人件費の圧縮以外に経営健全化策を採らないから、人手不足が倍プ ッシュで離職の勢いが止まらないんだわ。

 平たく言うと、6月の賞与を貰ってウチの職員がゴッソリと辞めちゃった。
 で、シフトを組もうにも人が居なくて組めない。
 人材は、派遣に頼って数だけは揃えても、ホントウに「他の業種へは派遣できないマックジョブ以下」 という人材が来るので、頭数が足りてても戦力にならない。
 当然、夜勤なんて任せられない。
 じゃあ、事務員に夜勤をやらせよう。
 ⇒ いや、ナンボ何でもそりゃ無理やろ。
  ⇒ 手の掛らない爺婆を1フロアに集めて、その階なら。
   ⇒ それなら派遣にやらせてもイイんじゃないか?
    ⇒ 派遣なら一応は介護職。 給与と立場が同じで仕事が楽なのは他から不満が出る
     ⇒ んじゃ、ま、そーゆーことで。
 ・・・要介護度1を割りそうなくらい手の掛らない、かつ、昼夜逆転もなく大人しく寝る爺婆を集めた階 の“寝ずの番”をする破目になったのだ。

 苦肉の策とはいえ、かなり無茶苦茶だと思う。
 当然のことながら、事務員に介護のスキルはない。
 したがって、できることはあくまで“番”。 何か不測の事態が起こっても、内線で他の階へ助けを求め る以外に何もできないのだ(というか、もし下手に手出しをして事態を悪化させてしまうと取り返しが付 かない)。
 とにかく、寝ないで起きているだけの仕事(?)なのである。
 いやまぁ、実際問題、何も事故が起こらなければ全く以って超暇なんですけどね。
 全員自力で便所へ行って排尿・排便するから、定時の見回り以外は席を立つことさえない。
 というワケで。
 暇つぶしに、DVD-Rに焼いた映画のビデオでも観ようと【AVOX JPT-770P (pdf注意)】を持ってきた のですが...使わない間に壊れてました orz さすが零細メーカー監修の中国製。
 しかたがないので、PSP版の【CLANNAD】やってマス。
 旧型のPSPでもUMDのリードが殆ど無くてサクサク快適です。 すげー。
 (正直な話、【こみっくパーティー】とか【Kanon】とか、この技術で作り直して欲しい...)

 でも、こうやって夜勤へ出動する分、事務員としての仕事が後回しになってしまうんですが...いや、 私は碌に事務やっちゃいませんがね。 それでも瞬間風速的に忙しい日というのがスケジュール的に 存在しますので...迷惑なんだけどなぁ。 夜中に他のフロアで出来る類の仕事だったら逆に捗るん だろうけど...(タメイキ)


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